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便中膵エラスターゼ試験

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便中膵エラスターゼ試験は何のために必要ですか?

膵外分泌不全の診断に必要な検査です。

膵エラスターゼは、膵臓から分泌される消化酵素です。消化管内でほとんど分解されずに、便と共に排泄されます。便中の膵エラスターゼの濃度を測定すれば、膵臓からの消化酵素の分泌を推定できます。便中膵エラスターゼが200μg /g以下であれば、十分な膵酵素が分泌されない状態(膵外分泌不全)と診断されます。

嚢胞性線維症では、膵臓にあるCFTRと呼ばれるイオンの通り道(チャネル)の働きが悪いため、消化液を運ぶ膵管が粘稠な液により閉塞(詰まる)します。このため、お母さんのお腹の中にいる時(胎児期)から、消化酵素を作る腺房細胞が萎縮して、線維組織に置き換わります。生まれた時から膵液がほとんど分泌されないので、ミルクの消化ができず、便に未消化の脂肪(脂肪便)が現れます。特に栄養と骨の成長に必要なビタミンD不足のため、発育成長障害がおきます。便中膵エラスターゼ試験で膵外分泌不全と診断されたら、消化酵素を服用する(酵素補充療法)の必要があります。

便中膵エラスターゼ試験はどのように行いますか?

排便後に、便の一部(およそ0.5g)を採取するだけです。検便用の密閉できる採便容器に便を入れて、郵送または宅急便(夏期にはクール便)にて送ってください。採便時の注意点は、便中膵エラスターゼの説明をお読みください。便中膵エラスターゼは健康保険で未承認の検査ですが、患者さんの検査費用の負担はありません。

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